はじめに|Vtuberを始めたい人へ
近年、Vtuber(バーチャルYouTuber)への注目がますます高まっています。
「自分もVtuberを始めたい!」と思っても、「何が必要なの?」「どんな機材を揃えればいいの?」と悩む人も多いはずです。
この記事では、初心者が失敗しないVtuberの始め方や必要な機材・おすすめソフト・初期費用の目安まで、2025年最新の情報を分かりやすく丁寧に解説します。
1. Vtuberを始めるために必要なもの一覧
まずは、Vtuberとして配信を始めるために最低限必要なものを一覧で紹介します。
- パソコン(PC)
配信やモデル操作に使います。 - マイク
自分の声をクリアに届けるために必須。 - カメラ/モーションキャプチャ機器
表情や動きをモデルに反映させるために必要。 - ヘッドホンまたはイヤホン
音の遅延やハウリングを防ぎます。 - 配信ソフト
(例:OBS Studio、Streamlabsなど) - Vtuberモデル
Live2Dモデルや3Dモデルを自作・依頼・フリー素材で用意。 - インターネット回線
配信には安定した高速回線が必須です。
これだけ揃えば、基本的なVtuber配信はスタートできます。
2. Vtuber配信におすすめのパソコンと選び方
「Vtuber 始め方」で最も重要なのがパソコンのスペックです。Vtuber活動は映像・音声処理が重いため、スペック不足だと配信やモデル動作がカクついてしまいます。
パソコンの最低スペック(2025年版目安)
- CPU:Intel Core i5 第8世代以降/AMD Ryzen 5以降
- メモリ:8GB以上(できれば16GB推奨)
- グラフィックボード:GTX 1050Ti以上
- ストレージ:SSD 256GB以上
ノートパソコンでもデスクトップでもOKですが、処理能力とコストパフォーマンスを重視するならデスクトップが有利です。
ゲーミングPCならほぼ間違いありません。
「とりあえず始めたい」「できるだけ安く済ませたい」という場合は、中古PCやBTOパソコン(パーツ選択型)もおすすめです。
3. Vtuber配信におすすめのマイクの選び方
音質はVtuberの“印象”を大きく左右します。マイクはUSB接続のコンデンサーマイクが初心者にも扱いやすく、おすすめです。
マイク選びのポイント
- USBタイプは簡単にPCに接続可能
- ノイズ対策やポップガード付きならよりクリアな音に
- 予算目安:3,000円〜10,000円で十分なモデル多数
人気マイク例
- Blue Yeti(配信者定番・高音質)
- FIFINE K669B(コスパ重視の入門用)
- Audio-Technica AT2020USB+(高音質・プロ仕様)
まずは手持ちのヘッドセットでも始められますが、配信を本格化したいなら専用マイクへのステップアップがおすすめです。
4. カメラ・モーションキャプチャ機器について
Vtuberは「顔の表情」や「動き」をキャラクターモデルに反映させます。
このためにWebカメラやスマホ、モーションキャプチャ機器が必要です。
選び方のポイント
- WebカメラならフルHD(1080p)対応モデルがおすすめ
- iPhoneのFaceID機能や、Androidの高性能カメラでもOK
- 手の動きはLeap Motionなどの専用機器も活用可能
人気モデル例
- Logicool C920n(高画質・定番)
- Razer Kiyo(リングライト付きで顔映りが明るい)
- iPhone(FaceID搭載モデル)
最初はPC内蔵カメラや手持ちスマホでも代用可能。
本格的にやりたい場合は徐々にグレードアップしましょう。
5. Vtuber配信におすすめのソフト
Vtuber配信には「配信ソフト」と「モデル制御ソフト」が必須です。
配信ソフト
- OBS Studio(無料・多機能・定番)OBS Studio ダウンロード
- Streamlabs(初心者向けUI)Streamlabs ダウンロード
モデル制御ソフト
- VTube Studio(Live2Dモデル用、スマホ連携も可)VTube Studio ダウンロード
- Animaze、Luppet(3Dモデル用)
どちらも公式サイトからダウンロードし、設定はネットやYouTubeの解説動画を活用すれば迷いません。
6. Vtuberモデルの用意方法と費用相場
Vtuberモデルには「Live2Dモデル」と「3Dモデル」があります。
入手方法
費用相場
- Live2Dモデル:1万円〜10万円(クオリティ次第)
- 3Dモデル:数万円〜数十万円
※フリー素材モデルなら0円でもスタート可能です。
7. Vtuber活動にかかる初期費用の目安
最低限のスタート例
- パソコン:既存または中古で5〜10万円
- マイク:3,000〜10,000円
- カメラ:3,000〜10,000円
- モデル:0円(フリー素材)
- ソフト:無料
- 合計:約6万〜12万円
標準的なスタート例
- パソコン:10〜20万円
- マイク:1万〜3万円
- カメラ:1万〜2万円
- モデル:3万〜10万円
- ソフト:一部有料
- 合計:約15万〜30万円
安く始めるコツ
- スマホ配信アプリ(REALITY等)を活用
- フリー素材・無料ソフトの積極利用
- 機材は手持ちや中古も検討
8. よくある質問(Q&A)
Q. スマホだけでVtuberデビューはできる?
A. スマホアプリ(REALITYなど)を使えば可能です。ただしPC配信に比べてカスタマイズ性や画質に制限があります。
Q. 無料で始める方法は?
A. フリー素材のモデルや無料配信ソフト、既存PCやスマホを使えばほぼ無料で始められます。
オリジナル要素やクオリティを求める場合は徐々に機材やモデルをアップグレードしましょう。
Q. 配信や機材のトラブル時は?
A. 公式ヘルプやVtuber向けコミュニティ、YouTubeなどで「○○(ソフト名) トラブル」等で検索すれば多くの解決策が見つかります。
まとめ
Vtuberデビューに必要なものは意外とシンプル。まずは最低限の機材やソフトで気軽に始めて、徐々にアップグレードしていくのがおすすめです。
「Vtuber 始め方」や「Vtuber 必要なもの」で迷ったら、まずはこの記事の手順通りに準備してみてください。
あなたのVtuberデビューが素晴らしいものになりますように!